木の根っこを掘りおこしました。
直径20センチ位で、何ていう名前の木かよく分かりませんが、
杉ではないことは確かです。
杉は、この木の比べると、柔らかくて、のこぎりで、切りやすいです。
この木何の木は、けっこう固くて、のこぎりが進みませんでした。
少しでも、涼しい日に作業したかったのですが、
夏にやってしまわねばならず、仕方なく夏に作業することにしました。
使った道具は、のこぎり、先のとがったスコップ、クワです。
木の幹の部分を先に、根元から15センチメートル位残して、
切ってしまったので、苦労しました。
あとで、知ったのですが、てこの原理を利用するとよかったのだそうで、
手で、押せるくらいは長さを残して切った方が、楽に根っこから、
倒せたそうです。
しかし、切ってしまったものは仕方ありません。
なんとか、地道に掘っていこうと決心しました。
横に地面と平行に伸びている木の根っこを、
見つけては、のこぎりで、切っていくという作業を、
淡々と続けていきました。
だいたいの横に伸びている根っこを切り終わったので、
動くかどうか木を押してみました。
び、微動だにしませんでした。
今度は、掘る作業を淡々とこなしていきました。
スコップで掘っていると、根っこが当たるところがあるたび、
のこぎりで、何とか切っていきました。
もう、切るところは切ったぞー、と、自信を持って、
動くかどうか木を押してみました。
本当にちょっとだけ、動いたように見えました。
錯覚でないことを祈りながら、もう一度。
動いています。確かに動いていました。
もう少しだ。
木の幹の真下が、なかなか、しぶとく抜けません。
スコップで、てこの原理を使いながら、ぐいぐいと。
スッコプに全体重をのせても動きません。
私の体は浮いております。
やっと、ななめに抜けてきました。
もう少し・・・
スッコーーーン。
取れました。やっと抜けました。
やったあ〜〜〜。
なんということでしょう。
この解放感!